日別アーカイブ: 2016年9月26日

「モンスターマザー」

こんにちは。
堂薗です。

福田ますみ著「モンスターマザー」

父が以前に私にくれた本。
ようやく読みました。

父がどういう意図でくれたのかは不明(笑)

読み始めたらあっという間。
がーっとすぐに読めちゃうノンフィクションです。

誰が「モンスター」という言葉を
使い始めたのかはわからないけれど
この言葉で親も委縮してるよなと思ったり。

学校の「リスク管理」型の言動に
不信感をもつことはよくあることだけど
いちいち不満を言うことってほとんどない。
面と向かって先生方に言えない分、
友達に話したりすると
出るわ出るわの不満ってこと、よくあります。
一方でダンナに話しても
「学校現場ってそんな感じじゃない?」
的に聞き流されることも多い。

我慢したりあきらめたりする親がいる反面、
学校になんでもかんでも責任を押し付けてくる
親も増えているんでしょうね…。

この本を読むと
母親の問題がすごく指摘されてるんですけど、
私は少し気の毒な気持ちにもなってしまい…
学校の対応が完璧だったのかな、
学校はどうすればよかったのだろう、とも
考えさせられてしまいました。

モンスターとかクレーマーって
周囲に思われたくなくて
気持ちを抑えているけれども、
周囲から孤立したりして
「もう失うもんはない!」となったら
誰だって豹変してしまうような可能性がありそうな。
「私は悪くない!誰かのせいだ」
って言いたくなってしまいたくなるかもしれない。

孤立するこどもたち、だけじゃなくて
孤立する保護者、というのも
学校や地域で見守らないといけないのかもしれないですね。
一番大事なのはこどもたちなのだから
そこにしわ寄せがいったら
本当に本当にかわいそうなことになってしまう。

読後感はまったくさわやかではなく、
本を閉じた後に、唸ってしまったのでした。