日別アーカイブ: 2015年12月30日

父がくれた雑誌で。

こんにちは。
堂薗です。

昨日、父から
「これ、あげる」
と渡された雑誌。

芸術新潮12月号
「谷崎潤一郎の女・食・住」
でした。

谷崎

私は谷崎潤一郎の作品そのものは
日本語が美しいし、大好きで、
リゾート地に遊びに行くときに
「細雪」を持っていく、
くらいのファンなんですが、
人がらは、
「身勝手で女好きで変態!」
と決めつけてまして。

大学の時に
全集を教授の本だなで見つけ、
借りて読んだ時も
授業で様々な分析を聞いた時も
「写真とか人がらとか解説やら
 なにも見たり聞いたりせずに
 作品だけで感じていたいわ」
と思ったものでした。

でもねぇ。
父のくれたこれ、
めちゃくちゃ面白かったぁ。
写真やイラストを交えた解説も
詳細まで読みこんでしまったし、
自分の理解の勘違いも
「あれ、そうだったっけ?」
ってのがあったりして
とても興味深く読みました。

歳を重ねたからか、
久しぶりに触れたからか、
「ずるい身勝手なオヤジ」
とは全く思わずに楽しめました!

谷崎の再発見はさておき、
「これ、あげる」とこれをくれる父と
自分との関係性が自慢ですわ~。
お酒は飲みに行かなくなったけど
たまにこういう話ができるのは
大人として
ちゃんと認められた感じがして嬉しい。

素敵でしょー?
うちのお父さん!(笑)

まぁ、典型的なファザコンなわけですけど
一緒に住んでいたら
警察沙汰のひとつも起こしてたかも…。
離れていて、たまに会うからこその関係性ですな。

いやぁ、もう一度改めて谷崎が読みたくなった。
「蓼食う虫」が一番印象違うかもな。
文庫本、改めて何冊か買ってこようかなと思いました。