こんにちは。
堂薗です。
今日、気になる記事を見つけました。
実は、うちの息子、
この国立成育医療研究センター病院で
長期の入院加療を受けて、
その後はずっと通院をしています。
日本の小児病院の本丸です。
年に3500名も救急車で運ばれるそうで、
ドクターヘリも頻繁にやってきます。
遠方からの付き添いの親のための
宿泊施設だってあります。
救急では、誰でもいつでも
診察を受けることができるんです。
トリアージといって
まずは病状をナースにヒアリングされて
診断の優先順位をつけられる仕組み。
重症の方が優先で、
それはみんなきちんと理解して待ちます。
深夜、付き添いを終えて帰るとき
いつもトリアージルームの横を
通るんですけど
小さなこどもを抱きしめて
多くの親御さんが順番を待っている。
「すごい病院だなぁ」
「みんな元気になってほしい」
いつもそう思っていました。
その病院のICUが減床して
受け入れられなかった例が2回もあったと。
医師が一斉に9名も退職して
28名から19名になり
もどの体制が整うめどはたっていないと。
先生方も人間だし
病院といえども組織だし、
きっと深い事情があったのでしょう。
でも・・・
難病の息子を持つ私にとっては、
砦のような病院で
病気のこどもたちの
希望の場所だから・・・
なんだか複雑な気持ちです。
せめて後の体制をつくって
退職するべきじゃないのか、
患者が置き去りになっていないか。
普通の会社であれば、
退職が重なって
後の体制が整わないなんてこと
結構よくあることですが
病院だとなんだか許せない気持ちになりますよねぇ。
お医者さんだって仙人じゃないのは
よくよくわかっているのに。
息子の守り神が
ちょっと俗に感じられた
残念なニュースでした。
願わくは・・・
たくさんの志願者であっという間に
もとのICU床数に戻りますように。
駆け込んだ全員が診てもらえますように。
小さな命が1つでも救われますように。
私の信頼する守り神に戻ってくれますように。