こんにちは。
堂薗です。
私は2002年くらいから2010年くらいまで
何らかの形で
「派遣」雇用に関わる仕事をしていました。
派遣会社がクライアントで
派遣スタッフになろうかなと思う人がカスタマ。
その事業の責任者をやっていたことが3年弱。
派遣法の改正は
いつもいつも議論され制定され、
また改正議論があり、の繰り返し、です。
それに振り回されて走り回ることも多かったし
それによって派遣会社の業績が落ちて
事業も一緒に影響を受ける、ということも多かったです。
派遣が不安定だということ、よくわかる。
派遣から抜け出すのが難しいことも
とてもよくわかる。
一度、自分たちの事業のカスタマは
本当はどんな風に思っているんだろうって
割と大々的に調査をしたことがありました。
そうしたら・・・
すごく幸せに働いている人たちもいっぱいいたんです。
家庭とのバランスを保つために、
という人もいました。
でも、好きなことや勉強したいことに
時間を使いたいから
自分で時間をコントロールしたい
という人が多かったかなぁ。
インタビューにうかがうと
仕事の顔と、プライベートの顔と
両方持ってらして
目標もあって素敵な方ばかりでした。
「派遣」という働き方に
プロとして誇りを持ってらっしゃる方もたくさん。
インタビュー集にして
ネット申し込みでの無料配本しました。
「本当の苦しさがわかってない!」
と叱られるかもしれませんが、
ある一面だけからだけではなく
別の一面も知る機会があるといいのになと
報道を見ていると思ってしまいます。
みんな同じモノを見て同じように
「おかしい!」と言っているだけでは
働く社会の多様化なんて実現しないんじゃ?と。
生意気でしょうか。
「ゆるい就職」も話題になってますね。
今日の新聞には
「地銀行員、配偶者が転勤で
転居先の地銀に再就職」
の子育て支援策が一面でした。
どんどん新しい働き方が提示される。
どんな働き方が正解か。
「損、得」じゃないですからねぇ。
結局は、「自分で考え、自分で決める」ということの大切さ、
そのためにも多面的にモノを見れるようになることの大切さ、
そんなことを考えながら
報道を眺めています。
どうなっていくか見守りたいです。
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